商品・サービス
博士の家
コンセプト
家庭用エアコン1台で全館冷暖房をする家。
住み心地の良さ、地震や台風が来ても揺らがない安心感、そして地球環境に優しいエコな暮らし。誰もがうなづく住まいのあるべき姿を追求し続けてきた住まいの博士「ケンコーホーム」の答えがここにあります。
特徴
プランニング | 換気方式 |
自由設計 | ダクトレス全熱交換型第1種換気システム |
断熱性能 | 気密性能 |
Ua値:0.46以下 |
C値:0.5以下 |
内外のダブル断熱構造
外壁だけでなく、屋根・床下までも断熱材で包み込むことで圧倒的な断熱性能を実現。
冷暖房費を我慢することなく、いつでも快適な室温を保ちながらも省エネでエコな暮らしを送ることが可能です。
ネオマフォーム
現在流通している建築用の断熱材の中でもトップクラスの性能を誇るネオマフォームを採用。熱の伝えやすさを表す熱伝導率は0.020W/(m・K)と、他の断熱材を大きく引き離しています。また、100ミクロン以下の極めて小さい気泡を構成するフェノール樹脂による膜は、発泡ガスが抜けにくく、長期にわたって高い断熱性能を維持します。
水発泡硬質ウレタンフォームA種3
水発泡の硬質ウレタンフォームは吹き付け発泡による施工のため、細かい部分の隙間を解消し建物の気密性・断熱性を高め、建物の冷暖房に要する光熱費を削減します。また、炭酸ガスを発泡剤として使用することで、ノンフロン化を実現。地球にやさしい断熱素材です。
断熱・遮熱・気密仕様
施工箇所 | 断熱・遮熱材 |
屋根 | ネオマフォーム |
水発泡硬質ウレタンフォームA種3 | |
外壁 | 屋外側:ネオマフォーム |
屋内側:水発泡硬質ウレタンフォームA種3 | |
基礎内 | 立ち上がり部:硬質ウレタンボード |
底盤部:硬質ウレタンボード | |
※屋根・外壁は気密シート・気密テープによる気密処理と気密基礎パッキン施工 ※屋根・外壁は遮熱シート施工 |
夏の日射遮蔽・冬の日射取得の重要性
住宅にどれくらいの日射熱が入るかを表す数値に、ηA値(いーたえーち)というものがあります。数値が大きいほど日射熱が住宅内に入ることを表し、省エネ基準の外皮性能を示す指標の一つです。
季節によって日射の強さや太陽の高さは異なるため、以下の2種類に分けて計算されます。
ηAC値 冷房期の平均日射熱取得率
読み方(いーたえーしーち)
夏場(冷房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、冷房期の指標値です。ηAC値が小さければ冷房効果が高くなり省エネになります。
ηAH値 暖房期の平均日射熱取得率
読み方(いーたえーえいちち)
冬場(暖房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、暖房期の指標値です。ηAH値が大きければ暖房費を抑えることができ省エネになります。
ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)の地域別基準値【長崎の基準:7地域】
地域区分 | ||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
ηAC値 | – | – | – | – | 3.0 | 2.8 | 2.7 | 6.7 |
「博士の家」ηAC値:0.9
ケンコーホームのフラッグシップモデル「博士の家」ではηAC値0.9を標準仕様としており、ZEH基準をクリアした性能となっています。
■軒の出による日射遮蔽
■バルコニーによる日射遮蔽
※平均日射熱取得率の基準値は、冷房期(ηAC値)のみ設けられています。
※暖房期(ηAH値)の基準はなく一次エネルギー消費量計算時に使用します。
※1~4地域の基準はありません。8地域は2020年4月より基準値が3.2から6.7に変更になりました。
床下エアコンによる全館冷暖房システム
多くのハウスメーカーで販売されている全館冷暖房システムは専用の空調機器を利用するため、導入費用が高く、また故障した場合の修理や交換にも大きな金額が掛かってしまうものでした。
ケンコーホームの高気密高断熱住宅だからこそ実現できる家庭用エアコン1 台による全館冷暖房システムでは、床下に向けて送り込んだエアコンの風をダクトを使って各居室に運ぶことで、家全体を一定の温度で温める(冷やす)ことが可能です。壁掛けエアコンのように直接風が身体に当たることがないため、年間を通して快適に過ごすことができます。
また、家電量販店で販売されている一般的なエアコンを利用するため、故障した場合でも費用を抑えることが可能です。
※建物の規模や間取りにより、1 階居室や2 階にサブエアコンの設置をお願いする場合があります。
ダクトレス全熱交換型換気システム
これまでの全熱交換型換気システムといえば床下や天井裏空間にダクトを這わせ、家中の空気を一つの熱交換素子を通して熱交換するという、大掛かりなものが多く、導入費用・メンテナンスに手間が掛かるものがほとんどでした。
ケンコーホームが採用する「キムラ製 Air save- エアーセーブ-」は、1台ごとに高い蓄熱性をもつセラミックを搭載し、蓄熱・放熱(給気・排気)を繰り返すことで熱交換をするため、熱ロスが少なく業界トップクラスの性能を有しています。
①室内の温かい空気の排気時に、排出される熱を高性能セラミックに蓄熱 | ②外気の寒い空気の給気時に、蓄熱された熱を高性能セラミックにより熱交換し、室内へ給気 |
高性能樹脂窓
住まいの中で、最も熱の出入りが多いのは「窓」
室内の快適さをキープするためには、窓の断熱性を高めることが重要なポイントとなります。熱の伝わりが小さい樹脂窓にはさまざまなメリットがあります。
・結露を抑えて、カビ・ダニの発生を抑制。
・エアコン効率を高めて、冷暖房費&CO2 を削減。
・ヒートショックを防ぎ、人にも優しい。
※メーカー(LIXIL EW)公開値 |
A.高性能ガラス片側のガラスにLow-E ガラスを採用し、中空層には熱伝導率が低いアルゴンガスを封入し高断熱を実現。 B.樹脂スペーサーガラスエッジからの熱の伝わりを抑えて断熱性を高め、端部の結露も抑制します。 C.高性能樹脂フレームアルミの1/1,000 の熱伝導率の樹脂を使用。フレーム内は、熱を通しにくい多層ホロー構造で高断熱化。さらに、中空層を多く持つため、フレームの強度アップにもつながっています |
■冬の暖房時の熱が開口部(窓・ドア)から流出する割合58%
■夏の冷房時の熱が開口部(窓・ドア)から流入する割合73%
※参考:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」
杉無垢フローリング 浮造り(うづくり)調
床下エアコンと杉無垢フローリングで床暖房いらず。
「うづくり」とは、木材の加工方法の一種で、木の表面を丁寧にこすり、年輪を浮き上がらせるものです。柔らかい杉の夏目は削られていき、硬い冬目は削られず残ったままとなるため凹凸のある床材となります。 床材は硬いほど冷たく、柔らかいほど温かく感じます。柔らかい杉材の中の空気層が断熱材の役割を果たすことで、床材と足裏の温度移動が少なくなり、結果、温かさを感じるのです。 さらに年輪が際立ち表面に凹凸があるうづくりの床材は、すべりにくくなり、お子様や高齢者の方にも安心です。自然な凹凸は足裏のツボを心地良く刺激して血行を良くし、冷え症の方もご安心いただけ、冬でも素足の生活が楽しめます。杉の無垢フローリングは柔らかい木なので、どんなに気をつけて生活をしていても傷はつきます。モノを落としてつけた傷、お子様がつけた傷…。家族の成長とともに床にも物語が刻まれていくのです。 |
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