住まいの特徴
光と風をデザインする
それぞれの環境に適した光と風をデザインする
いくら窓を設けたとしても、家の中での配慮が足りなければ、光は奥まで届かず、風は家の中を通り抜けてはくれません。
光と風の動きをイメージしながら、家の中にそれらが通るような道をつくる必要があります。
年間を通して安定した光(明かり)を確保できる北側の開口 と、南と東の開口から太陽の恵みを取り入れることにより 一年中明るい光に包まれ冬でも暖かい生活を実現します。
また、東西南北に窓を配置し、間仕切りの少ない開放的な間取りをつくることにより、自然の爽やかな風を多く取り入れられる風通しの良い涼しい生活ができます。
さらに、古くから日本建築に採用され、日除け、雨覆いの役目を果たしてきた庇を南側の窓から大きくせり出して設けることで、 より効果的に日射遮へいを行うことができます。
ケンコーホームでは、一年を通し快適に過ごすことができるよう、光と風の道をデザインします。
断熱をデザインする
ZEHを超える世界水準の断熱性能を目指す
断熱性能が高い住宅では、熱が逃げて行きにくく、暖かさや涼しさを維持することができるため快適な居住空間となります。また、再度暖めたり冷やし直すことも減るためエネルギー効率も良くなります。
そんな断熱の性能を示す数値にUa 値というものがあり、国はこのUa 値を断熱等級やZEH 基準を定める際の指標の一つとしています。
Ua値[W/(㎡・K)]外皮平均熱貫流率
住宅全体からの熱損失量を、天井・壁・床・窓などの外皮合計面積で割った値です。
数値が小さいほど断熱性能が高い住宅です。
Ua値(外皮平均熱貫流率)の地域別基準値【長崎の基準:7地域】
基準 | 地域区分 | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
HEAT20 G3 | 0.20 | 0.20 | 0.20 | 0.23 | 0.23 | 0.26 | 0.26 | – |
HEAT20 G2 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.34 | 0.46 | 0.46 | – |
ZEH+ | 0.30 | 0.30 | 0.40 | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.50 | – |
HEAT20 G1 | 0.34 | 0.34 | 0.38 | 0.46 | 0.48 | 0.56 | 0.56 | – |
ZEH | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | – |
次世代省エネ (断熱等級4) |
0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 | – |
新省エネ (断熱等級3) |
0.54 | 0.54 | 1.04 | 1.25 | 1.54 | 1.54 | 1.54 | – |
※HEAT20とは「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の呼称であり、深刻の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題を解決するため2009年に発足した団体です。住宅の省エネルギー化と居住者の健康維持、快適性能向上のための先進的技術開発等を目的としています。
Ua値:0.36
ケンコーホームのフラッグシップモデル「いつか」「博士の家」ではUa値0.36を標準仕様としており、ZEH基準はもちろん、HEAT20 G1基準、HEAT20 G2基準をクリアした断熱性能となっています。ケンコーホームが目指すのはドイツのパッシブハウス基準・スイスのミネルギー基準です。
断熱とは
断熱とはその言葉通り、熱を遮断し伝わりにくくすることです。断熱性能を高め、気密性を上げると熱は逃げなくなり、冬は暖かく夏は涼しい住まいになります。断熱をしっかりとデザインすることで、1年中四季を通して快適に過ごせるようになるのです。
冬の朝暖かく、夏の夜寝苦しくない
ほとんど断熱されていないようなお家では、朝起きたときに厚手のセーターを羽織らなければ寒くてしかたないのに比べ、しっかりと断熱されたお家では暖房を使用しなくても、長袖のT シャツ1枚程度で十分に暖かいというほどの大きな違いがあります。冬の朝暖かく、夏の夜寝苦しくない
また、屋根や天井を断熱することにより、エアコン1台で驚くほど快適な空間になります。夏の太陽高度は高いため、屋根にはほぼ垂直に近い角度で日射があたります。屋根には熱い夏の日射が直接当たることになり、屋根材や色によっては屋根の表面温度は 70 度以上になることも稀ではありません。
屋根や天井の断熱はその熱を室内に伝えることを防いでくれます。
構造をデザインする
ツーバイフォー(2×4)工法へのこだわり
ツーバイフォー(2×4)工法とは、建物を柱や梁で支える従来の工法と異なり、建物を壁・床天井の6面体で構成します。
この独自の面構造が、優れた居住性と高い合理性、経済性をもたらします。
いつまでも快適で、住み心地の良い家であるための、確かな構造です。
耐震性・耐風性・耐久性
建物全体を「軸」で支える木造軸組工法に対し、2×4 工法は「壁」で支える工法。緊結された床・壁・天井が外からの力を全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく分散。
地震や台風の際にも強さを発揮します。
気密性・断熱性(省エネルギー性)
床・壁・天井が緊結され、気密性に優れた2×4工法。この特性に加え、外壁の内側に十分な断熱材や防湿・気密シートを入れ、断熱性も追求。夏涼しく、冬暖かい。省エネルギーへの期待も高まります。
耐火性
万が一の火災対策もしっかりと。天井や床に、燃えにくい石膏ボードを貼ることで、構造材へ の延焼を防止します。
また断熱材やファイヤーストップ材を採用するなど、火が壁の中を通って上階へ侵入しないよう配慮しています。
安心のアフターフォロー
家を建ててからが本当のお付き合いのはじまりです
ケンコーホームはお客様に満足いただける住まいとサービスを、心を込めてお届けいたします。私たちは地域社会の一員として売りっぱなし、建てっぱなしにはいたしません。お客様お一人お一人とのご縁を大切にし、そして末永くお付き合いさせていただきます。
安心の保証
ケンコーホームでは、お引き渡し前に各住設機器の取り扱い説明と、住宅の維持管理の方法をご説明いたします。また、お引渡しのときは各種保証書と取扱説明書を一式お渡しいたします。 保証書・住まいの管理手帳
長期にわたって定期的な点検サービスを実施するため専任スタッフがお引き渡し後1ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年目にご自宅を訪問し、それぞれの時期に合わせた定期点検を実施し、必要に応じて手直しや補修を行います。
【構造耐力上主要な部分・雨水の侵入を防止する部分に関する保証継続条件】
・10年目に「10年点検」「当社が必要と判断した有償工事」を実施すること。
※長期優良住宅については15年目に「15年点検」、20年目に「20年点検」「当社が必要と判断した有償工事」を実施すること。
【その他部分に関する保証】
・住宅の部位によって保証期間が異なります。詳しくは営業スタッフにお尋ねください。
・保証期間外、および保証適用除外事項(免責事項)による故障・不具合は有償工事となります。
防蟻保証
新築時に防蟻薬剤散布用のパイプを建物基礎外周の土壌中に埋設し、地表面に設置した注入口から5年サイクルで防蟻薬剤を注入する「タムガードシステム」を採用。床下に薬剤を散布しないレスケミカル工法で居室内での薬剤臭の心配もありません。 |
住宅設備機器保証
快適な暮らしを長く続けていただくため、毎日使う住宅設備についても10年間保証いたします。対象機器に故障・不具合が発生した場合、無料で修理、または新品に交換します。
保証対象機器
- システムキッチン:コンロ(IH・ガス)・レンジフード・ビルトイン浄水器(水栓)・ビルトイン食器洗い乾燥機
- システムバス:システムバス本体(排水ボタン)・浴室換気(暖房)乾燥機・水栓
- 洗面化粧台:本体(照明・くもり止めヒーター・排水ボタン)・水栓・換気扇
- 温水洗浄便座:本体・機能付便座・換気扇
- 給湯器:エコキュート本体・ガス給湯器本体・操作パネル